昨日は自由が丘にあるクラシック家具のお店「knock on wood」に行ってきました。ARTISANプロジェクトの一環として、5月の店舗改装に向けた打ち合わせです。
戸山家具製作所創始者である戸山巌(故)は明治44年横浜元町に生まれ、椅子の名門東京芝の古屋製作所にて修行。その後、三菱造船横浜ドックで船内の家具作りに従事。戦中でもあり海外を渡り、そんな生活の中で西洋家具の腕を磨き本国に帰還して横浜で独立。現在の戸山家具製作所の礎を作りました。
戸山家具は忠実に当時の横浜クラシック家具の型を守り、ぶれることなく今日まで家具作りに励んできた会社です。現在は自由ヶ丘、海老名の工場兼店舗の2店舗で販売を行なっています。
クラシック家具はそのディティール、デザイン、西洋の趣に惚れ込むお客様は多いようで、椅子一脚の購入をきっかけにトータルでコーディネートを行いテーブル、収納家具までを揃えられる方もいらっしゃるようです。しかし、そこには特徴的なデザインである家具ゆえに、1点の家具だけではその空間の調和がとれなくなってしまうのです。
そこで今回のリニューアルを機に今までの家具屋としてだけでなく、トータルコーディネートを行うインテリアサロンに生まれ変わるのです。弊社顧問の小田原先生が監修を務め、店内の空間設計、今後の催しなどを企画しています。
リニューアル後にはARTISAN日本の活動をより多くの方に知っていただくためのセミナー、イベントなども実施していく予定です。オープンは2017年5月21日(土)です。現在自由ヶ丘の店舗ではセールも実施しておりますので、自由ヶ丘に足を運ばれる際には是非覗いてみてください。