森未来の浅野です。
先日送ったメルマガで、最も反響が多く問い合わせもあった「港区認定木材への助成金制度」について説明します。

参考:「助成金にかかるチラシ(https://www.city.minato.tokyo.jp/chikyuondanka/documents/pamphlet.pdf)」(以下の写真も同様)
結論から言うと、港区で内装設計するなら使わなきゃ損。。です!ですが、助成限度額が250万円の為、比較的小規模な物件が適していると思われます。対象は店舗(直接顧客と対面することにより商売を行っている施設)なので、ほとんどの施設が該当します。条件としては、1平米あたり、0.005立方の協定木材を使わなくてはなりません。仮に100平米の内装を手がけるとして、その3分の1に15mmの無垢のフローリングを使った場合、使用量は0.5立方です。1平米あたり0.005立方の基準を満たすことになります。実際には、壁、天井、造作、家具など、木を使用する場所は他にもありますので、ハードルはもっと低い。

助成上限額は250万円です
一方、使うにあたっての課題もいくつかあります。一つ目は、港区協定木材を使わなくてはいけない事。港区協定事業社は74社ございますが、この中から設計に最も適した木材を探さなくてはなりません。内装制限がかかっていれば、不燃加工もする必要もあります。

認定自治体一覧
2つ目は、補助金申請です。着工前に、全ての書類を揃えて提出しなくてはなりません。補助金の書類は煩雑な為、作成に手間がかかってしまいます。また必要な要件を満たしていなかったため、補助金が使えなかった、ということも少なくありません。出来るだけ早めに書類の準備を進めて、間違いや漏れの無いようにしましょう。

揃える書類が多岐にわたるのでご注意ください。
弊社では、港区協定木材の中から、最適な木材をコーディネートし、補助金申請に関してもサポートさせて頂いております。6月以降に着工する物件がある方は、お気軽にご相談下さいませ。安く、賢く木材を使ってデザインする為にも、ぜひ今回の助成金をご活用ください。